三菱商事の2020年9月権利確定分である中間配当金を12月1日にいただきました。
配当金をもらったタイミングで振り返りの意味を込め、三菱商事の状況や今後の投資方針、個人的な現在の利益について、まとめてみました。商社株は景気に左右されると言いますが、現在の状況はどうでしょうか?
ちなみに伊藤忠商事も同様の内容を書いていますので、良かったらどうぞ!
三菱商事とは
各商社を比較した際、2019年度は売上高、純利益でNo.1でした。しかしコロナの影響で世界的に需要が落ち込んだことにより、2020年は売上を落としています。
厳しい状況の中、利益を確保しているのは流石の一言ですが、伊藤忠商事は純利益を4,000憶としており、倍の差をつけられています。伊藤忠商事の強みが出た年となりました。
配当金について
三菱商事の年間配当額は1株当たり134円となっています。今回いただいた中間配当金は67円です。100株保有しているので、6,700円いただきました。
ちなみに、いつ振り込みがあったかというと12月1日でした。
配当金の推移を見ても分かるように5期連続増配中となっています。しかも配当利回りとしては高めです。2021年度の配当金は200円前後を目指すとしており、本当に実現するのであれば凄い利回りになりそうです。また三菱商事は方針として累進配当としております。(累進配当政策は減配せずに維持もしくは増配する政策です。)累進配当を掲げており、コロナの影響を受けつつも増配した三菱商事には、今後も期待できそうです。
株主優待について
三菱商事は株主優待を実施していません。残念ですが、個人的には配当が良いので特に問題ありません。
しかし、中間配当関連資料書類に静嘉堂文庫美術館の無料招待券に同封されていました。普通は入館料が1,000円のようなので、嬉しいサービスですね!しかし東京在住ではない&ウイルスの影響から行くことは無さそうです。非常に残念です。まあ有効期間は半年ほどあるため、行く機会がもしあれば使用してみたいと思います!
三菱商事の現状と今後について
2020年は新型コロナウイルスの影響を各商社とも受けた年となりました。-3,000憶円の影響とし、連結純利益は2,000憶円の見通しとなっています。資源価格の低迷などが原因となっていますが、赤字となっていないのは流石です。しかし伊藤忠商事の連結純利益は4,000憶円となり、ライバルに倍の差をつけられています。
ワクチンが普及し、コロナが落ち着けば連結純利益も昨年度と同じ水準に戻るとは思います。ですが、赤字会社の整理や経費削減など内部の改革を進めていき、No1に返り咲いてほしいですね。
保有状況・まとめ
個人的な保有状況は、このような状況です。
現在の株価:2595.5円(2020/12/18時点)
評価損益:+44,450円
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